2018年11月30日金曜日

メソッド

15年以上前の話、スポーツジムで外国人女性を前にして悔しさの涙に耐えている青年がいた。僕だ。

指導中に外国人のお客様にヘッドホンをされてしまったのだ。

パーソナルトレーナーとして駆け出しだった頃、言葉の壁も勿論あったけど、それ以上に今でも思い出す悔しかった事だ。

その時を機に僕はパーソナルトレーニングでマシンを使わなくなった。

インターバルもほとんど取らない指導方法でパーソナルトレーニングの時間帯効果、時間帯満足度の向上に努めた。

年齢や経験の浅さをカバーする為に国内、国外の資格、認定を必要充分量に取得した。

最終的にお客様の満足度を最大限に伸ばせるよう、自分専用のパーソナルトレーニング専用スタジオを作った。

決してそれで満足しているわけではないけれど、とにかくあの悔しさがここまでの原動力になってくれた。

悔しかった思いも、それで得られた知識や技術の全てをこれからのトレーナーに伝えたいと考え、社団法人を作った。

真剣な目で僕の講義を聞いてくれる生徒のみんなを前に、もう二度とヘッドホンをされるような経験がないよう、兜を尾を締め直している。

なんとなくエッセイ風に書いてみた。






2018年11月28日水曜日

一般社団法人の設立


今年初めから準備していました一般社団法人の立ち上げが先日終わりました。

法人の名前は
一般社団法人W&T  (ウエルネス & テクノロジー)
といいます。

「トレーナーがテクノロジーに走りすぎるとろくな事がない。」
「人の身体を支えられるのは唯一、人の心だけだ。」

みたいな事を散々自分の勉強会で力説していたんですが、どうにも不思議なものです。

さて置き ちょうど来年から「スポーツテック TOKYO」という催しがスタートします。
「スポーツをテクノロジーでどのように進化させる事ができるか」を課題に世界中からアイデアが集まります。

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僕は今でもテクノロジーが人の健康活動に介入する事をナンセンスと考えています。
そう考え続けたからこそ行き着いたテクノロジーの有効活用方法があります。

来年はそれらを世界にぶつけてみたいと思います。