僕が考える呼吸について書きます。
最初に僕についてですが、僕は実家の本家がお寺で大学は駒澤大学という、仏教系の大学を出ています。
そんなわけで、小さな頃から瞑想の様な事を嫌と言うほどやらされて来ました。
子供の頃は静かにしている事が性分に合わず、本当にダメでした。
ですが今になってみると、子供の頃は嫌が自然だと思っています。
普通の子供にとって瞑想や呼吸法はあまり必要がないからです。
瞑想の本質的な目的は「呼吸」の安定化を図る事です。
「考えをまとめる」とか「自律神経を整える」など効果は色々と言われていますが、それら全ては日頃のストレスで凝り固まっている身体の強張りを呼吸の安定によって元に戻すと言う作業なのです。
つまり、子供時代の僕にとっては瞑想よりも遊んでいた方が呼吸が安定するので、その方がしっくり来たわけです。
要するに、瞑想とは呼吸が整いさえすればの目を閉じてジッとしていなくても良いわけです。
子供だけではなく、大人だって同じだと思います。
僕はストレスが溜まると瞑想の代わりに映画を見ます。
仕事が溜まっていて頭の中が仕事でいっぱいになると、呼吸が浅くなり効率がどんどん下がって来ます。
そんな時は映画です。ある程度長い時間、仕事以外の事に集中すると勝手にリラックスして呼吸が整い、頭も整理されます。
映画の最初10分くらいは頭がまだ仕事モードで いまいち集中できませんが30分も強制的に同じ事をさせられれば脳も流石に観念してくれます。呼吸は徐々に安定して肩の力が抜けて来ます。全身の力が抜けて胃が正常に動き出すのを感じます。
僕の場合は映画ですが、
家事で忙しい主婦の方であれば週に一度カフェで本を読んでみたり
仕事が忙しい方は週に1度以上ジムで汗をかく
など、瞑想以外でも自分に合った呼吸の安定方法があると思います。
瞑想や禅などは専門的に考えればキリがありませんが、本当は専門的な事をしなくても瞑想の効果は他の事でも十分得られます。
自分流のリラックス法を瞑想と呼んで楽しく続けていく事が僕のお勧めです。
身体と心の整えをご希望の方はDANJOのカウンセリングを是非ご利用ください。
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