2026年7月28日火曜日

パーソナルトレーナーには国家資格がありません。だから知ってほしいこと。


こんにちは、トレーナーの弾正です。


「トレーナー」という仕事は、もともと40年ほど前までは、主にスポーツ選手を支える役割でした。


しかし今では、一般の方が健康や美容のために利用するサービスとして広く浸透しています。


それ自体は、とても良いことです。


一方で、利用する人が増えたからこそ、知っておいていただきたい現実があります。


それは、パーソナルトレーナーには「医師」や「美容師」のような国家資格が存在しないということです。


研修を数時間受けたばかりの人もいれば、10年、20年と現場で経験を積んできた人もいます。


つまり、お客様から見ると、その違いが非常に分かりにくいのです。


もし高額な料金を支払い、十分な知識や経験のないトレーナーの指導で身体を痛めてしまったら。


そんなことは、本来あってはいけません。


しかし、残念ながら現実には起こり得ます。


本当は、制度として整備されるべき問題なのかもしれません。


ですが、その日を待っているだけでは何も変わりません。


だから私は、自分にできることから始めました。


それが、お客様一人ひとりに作成している「BODY REPORT」です。


例えば「10kg痩せたい」という目標があれば、私は現状を分析し、その方専用の計画書を作成します。


どのような順番で身体を変えていくのか。


どんなリスクがあるのか。


どの時期に何を優先するべきなのか。


そして、その目標を達成するために、どんな行動が必要なのか。


それらを一つひとつ説明し、成功までの道筋をお伝えしています。


私は約30年間トレーナーを続けていますが、この計画を作る力は、経験を重ねながら少しずつ磨いてきたものです。


年間を通して身体づくりを考える方もいます。


アスリートの競技成績、俳優の役作り、70代からの健康づくり、ウエディング、オーディション、受験…。


こうした目標は、60分のレッスンを何回か受けるだけで叶うものではありません。


10kgの減量も同じです。


体重を落とすだけではなく、その過程で起こる体調や美容面への影響まで考えながら、安全に進める必要があります。


だからこそ、私は「運動を教えること」だけがトレーナーの仕事だとは思っていません。


未来を見据えた計画を立て、その人を最後まで導くこと。


それが、本来のパーソナルトレーナーの役割だと思っています。


もし、これからトレーナーを探す機会があれば、ぜひ一つ質問してみてください。


「半年くらいの計画を作っていただけますか?」


その質問が当たり前になれば、トレーナーという仕事は、もっと進化できるはずです。


そして、お客様には、その計画書を見積書のように比較して、自分に合ったトレーナーを選んでいただきたい。


そんな時代が来ることを願いながら、私は今日もトレーナーを続けています。

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