2017年4月8日土曜日

ボディメイク

 誰がつけたか知らないけれど、
ボディメイクという言葉がトレーニング業界にあって、

他に伝わりやすい言葉がないから
僕も使っているけれど、

違和感を感じるのは、
いつまでたっても否めません。

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個人の現在の体のラインは、
親の遺伝から受け継いだ体を、
成長段階の過程で、その特徴に合わせ、
コントロールしやすい動き、
習慣からできたもの、

で、あるとしたら、

成人した後、
そのラインを変えるためには、
根本的な動きの癖を、
動きのプロなどに分析してもらい、
建設的に段階的に、
それ専用のプログラムを
進めていく必要がある。
(例えば、瞬発力に優れた筋肉を持った親から身体を授かった子供が、瞬発力に任せて同じ筋肉ばかり使ってしまう癖をつけて成長した場合、局所的な発達から身体のラインが気になるような事が考えられる。この場合、加齢の過程で、筋肉の衰えは無視できないながらも、身体の使い方は変わらないわけだから、自分の動きで自分を振り回し、腰痛や膝の痛み、その他多くの故障の原因になる場合もある。早い段階で動きの改善を習得すべきと思われる。など。。)

と、するならば、

それらをすっ飛ばして、
「痩せるために筋肉をつけましょう」
で、重たいものを上げたり下げたりするだけでは、
それがどんなにマニュアル通りの、
綺麗なフォームでできるようになったとしても、

筋トレが上手になっただけで、
理想のボディラインを作る作業ではない。

と考える上で、

ボディメイクとは、
本当は大変難しい作業だと思うので、
何かもっと良い呼び方はないものかな、

と思うわけです。







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